司法書士試験 総合2点落ち経験者が教えるメンタルの保ち方

そろそろ司法書士試験の成績通知書が手元に届いた頃ではないでしょうか。
今回は、僅差で惜しくも合格を逃した方向けに書いています。
なぜなら自分が同じ境遇を経験した時、必死に僅差不合格から合格した人の経験談を求めていたから。
そんな人の役に立てれば光栄です。

私は令和6年度の司法書士試験の結果は、「総合2点」足らずの不合格でした。
今となってはあと2点なら次受かるでしょ、と思えるのですが(実際周りからはそう言われて慰められていました笑)本人はそんなふうにポジティブに受け入れられないものです。

「2点」で1年を棒に振った、また1年勉強しなければならない。
本当に苦しくて、ただただ悔しくて、毎日「怒り」に近い感情で勉強してました。
自分の中で毎日、試験という「戦い」に向けてメラメラ燃えてましたね、
翌年受験日の自己採点するまで消えませんでした。
最後の受験期と今では顔つきが全然違うと思います。(今では随分と穏やかになったと思います。。笑)

ただ、言い換えれば今年の上位者は全て合格し、翌年の受験からは参入しなくなる!
つまり、自分は今、絶対に上位合格を狙える位置にいる、ということ。

翌年の目標は「絶対合格」ではなく「上位合格」に切り替えました。
翌年の合格は必須。ただ、それだけでは今年2点落ちした意味がない、
僅差で落ちたことの意味を見出すために圧倒的な点数で合格すること。
これが目標になりました。

結果的に翌年の受験では上位18位で合格しました。
不合格年に足を引っ張っていた記述は14位という成績で終わりました。

資格試験というのは、最短で合格点を取ることがベスト。
これに異論はありませんし、要領よく勉強することが大事だと思います。

ただ、実務家になって思うことは、
上位合格にこだわることは悪くない。
私は2点で落ちたことでもう1年勉強せざるを得なくなったおかげで
「登記」を学問として好きになりましたし、面白いと思えるようになりました。
仮にギリギリで合格してしまっていたら、登記に愛着なんて湧かなかっただろうなと思います。(ギリギリでの理解で勉強が終わってしまっていただろうから)

遠回りして身につけた知識は、血となり肉となり自分の中で生き続けると思います。
もちろん受験生時代のキレはなくなりましたが、実務をやっていく中で分からないことがあっても
自分の中で「キーワード」として残ってますので
キーワードをヒントにリサーチしています。これは非常に武器になっていると思っています。

周りに時間をかけて司法書士になった先生いますが、
合格後10年近く経っても受験の知識が抜けていないですし
実体法に基づいて判断ができる先生なので素晴らしいなと思います。

そして今だから言えること。
総合2点で落ちたあの年の自分は、ミスではない、それが実力だった。
上位合格をした年の自分の実力とは比べ物にならないレベルだった、そう思います。

僅差で涙した受験生の方、今はとても苦しいけど、
これを乗り越えたら、自信になります。
挫折を乗り越えることは人生においても素晴らしい経験だと思います。
社会人でこんな経験ができると思っていなかったです。

ちなみに、総合2点落ちしたことが判明した時、最初はそんなに前向きになれるはずもなく
挫折に関する本を読んでましたね。

「挫折」というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる 原晋 (著)

挫折を愛する 松岡 修造 (著)

今は本当に苦しいと思いますが腐っても仕方ないので、自分で奮い立たせて絶対リベンジしましょう🔥
終われば青春だったと思えるはずですし
ギリギリで合格するより、圧倒的に合格した方が実務やるときに必ず有利になります。

以上です。